2018年12月15日,第3回ワークショップ「アマゾンに暮らす人たちの生活から自然を学ぼう」を開催しました.
季節がら体調不良によるキャンセルもありましたが,合計22名の皆様にお集まりいただきました.
みなさま,本当にありがとうございました!
アマゾンの先住民族「ヤノマミ族」は,森を数年ごとに移動しながら暮らしています.
彼らの文化の特徴はいくつかありますが,今回はこちらの2つに注目して紹介しました.
1)言葉は持つけれど,文字を持たないこと
2)アマゾンの森に生えているキノコを食べていること
アマゾンの森にはいろいろな種類のキノコが生えていますが,あまり研究がされていないため,詳しいことはわかっていません.
しかし,ヤノマミ族は,食べられるキノコを15種類も知っています.
そして,文字を持たない彼らは,言葉で食べられるキノコの知識を伝承しています.
どうやって言葉だけで?みんなでキノコの写真を見ながら考えました.
そして,料亭「とよだ」さんのご協力で,アマゾンのキノコをつかったお味噌汁の試食をすることができました.
ヤノマミ族はいま,生活を支えるために森でとったキノコを大きな街へ売っています.
どうしてヤノマミ族の生活が苦しくなったのか,その理由はアマゾンの森の都市化です.
森を移動しながら暮らしていたヤノマミ族が,便利な街の近くに定住した結果,森の多様性が失われて食料不足になってしまったのでした.
ヤノマミ族の生活支援のために始まったキノコプロジェクト.
そちらで販売されているものを購入して,日本でいただきました.
キノコのお味噌汁のお味は..キノコの風味がたっぷりで本当においしかったです.
どんな風味かは,
ぜひ次回のワークショップに参加してみなさん自身でお確かめください!
私たちは,2019年3月に横浜でのワークショップ開催を予定しています.
第3回と同じテーマで,内容を少しだけ変更しています!
キノコ汁の試食はできませんが,参加者のみなさんにお土産として「ヤノマミのキノコを1人前」お渡しする予定です.
お家でぜひ,アマゾンのキノコの香り,形,味などじっくり観察して見てください.
詳細は決まり次第,こちらのウェブサイトでご紹介します.
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ヤノマミ・キノコのワークショップに関連したブログを紹介しています(全4回).
第1回はこちら
第2回はこちら
第3回はこちら
第4回はこちら
ワークショップ当日は10,160円の寄付金を受け取りました。
マナティー研究所の活動資金として大切に使わせていただきます。
ご支援いただいた皆さま,本当にありがとうございました。
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