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親子ではじめての鳥さんぽ

どんよりとした曇り空や春の長雨が続いていた3月末。


年度末の仕事の量に比例して、悪天候の日も多くなり、これはこのイベントを迎える3月29日も雨プログラムで考えた方がいいかなあと心配していました。


ところが、朝起きてみると、とんでもなくすっきりとした晴れ。

ああ、強引にでも年休とってよかったと、自分の決心を褒めてあげたくなりました。



忙しいけど、授業の準備につながる勉強がしたい!!


この親子イベントを企画したのには訳があります。


僕は、小学校教員をしています。僕自身、中学1年生になった娘がいますが、その子がまだ手のかかる時は、なかなか自由に勉強するというわけにはいきませんでした。


平日は夜中まで校務で忙殺され、教材について考える暇なんて取れないし、休日だけはせめてもと、家族のための時間を死守していました。


そんな中でも、先生のやりがいである教材研究は一生懸命やりたい。


学校で待っている受け持ちの子どもたちのために、何か勉強したり準備をしたりしたいのは当然です。


休日にワークショップに参加して勉強することもありましたが、それだと同じく先生をしている妻が子どもの面倒を一日中見ることになり、家族に負担がかかってしまいました。


「そうか! うちの子も一緒に遊べて学べる会を企画すればいいんだ!」そんな考えで、先生のための親子イベントを企画しました。


今までも僕は、仲間と共に立ち上げた勉強会を通じて先生向けのワークショップを企画し、うちの子もそれを楽しめる内容であれば、一緒に連れて行っていました。

けれど、それは企画側だったからですし、あまり人の目を気にしない僕だからできたことかもしれません。


でも、堂々と先生のための親子ワークショップであれば、パパママしながら子どもと一緒に教材研究できるし、先生同士のつながりを作れる。


実は教材研究って、自分の子どもで反応を確かめることができるので、一緒でも結構できるものがあるんです。


子どもにとってみれば、体験活動メインで楽しい学びもあるし、参加者の子どもと友達になることもできます。


一石二鳥の親子イベント、気兼ねなく参加できるイベント、そんなコンセプトで作り上げました。


そんな思いに共鳴して集まってくださった先生たち。


皆さん、子ども連れで参加してくださいました。


中には、土壇場で女子会(ママと娘)に連れられてしまって、パパだけの参加の方もいましたが、横浜市内、横浜市近隣の市から、子どもも含めて、12名の方が集まりました。


皆さん先生をされているので、子どもの「扱い」には慣れていますから、安心です。



自然環境コミュニケーションデザイナー 荻本央さん


ガイド役には、自然環境コミュニケーションデザイナー荻本央(おぎもと おお)氏をお呼びしました。


荻本氏は、マナティー研究所で制作した教材のデザインをしてくださっています。


ZOOM越しでも、明るくておもしろそうな人だなというのが分かる方で、その際に見せてくださったペーパークラフトキット「いきもの・とどめがみ」に興味を持ち、これを使ったワークショップをと、お声かけした次第です。









第一印象は、優しそうなパパさんですね。

お話も上手ですし、受容的な雰囲気を持ってらっしゃいます。

お子さんもいらっしゃるようで、こちらも安心してワークショップのガイド役をお願いすることができました。



今日はmont-bellの青のマウンテン・パーカーに動きやすいズボン。

荻本氏は、mont-bellのアウトドアイベントのガイドもされているそうです。


さて、新横浜駅から、出発!!

近くの、「新横浜駅前公園」に向かいました。


荻本氏はたくさんの荷物をキャリーで運んでいます。

公園に到着すると紐解かれる荷物。

それは、たくさんの双眼鏡でした。


子どもも大人も首から双眼鏡をぶら下げ、公園で見つけられる鳥のお手製イラストが描かれたうちわをもらいました。


さあ鳥散歩の開始です。


つづきます --> 「いつもの風景の見え方が変わる鳥さんぽ」


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