みなさん、お寿司は好きですか?
日本では、持ち帰り寿司、立ち食い寿司、回転寿司などが進化していて、気軽に食べられますね!
ところで、寿司ネタのお魚を実際に見たことはありますか?
マグロ、サーモン(鮭)、ひらめ、さば…
残念ながら、お魚のことをよく知らない子供が増えています。
これは仕方ないことです…
お店では、切り身や調理済みで売られています。
忙しい大人たちは、1尾まるまるお魚を買って、さばいて料理する機会が減りました。
お魚屋さんが近くにないことも…
せっかく日本に暮らしているのだから、お魚についてもっと知ってもらいたい!と感じています。そうすれば、お魚がかかえる問題についても、ちゃんと考えることができます。
今回は、学童保育で行ったワークショップを紹介します。
まずはお寿司の写真から、お魚を当てるクイズです。
参加者の中にはお魚博士がいたので、さらにいろんな情報を教えてくれました。ありがとう!
ところで、未来のお寿司は変わってしまうかもしれません。
なぜなら、お魚が減ってしまったからです。
一体どのくらいお魚が減ってしまったの?
みんなでグラフに初挑戦して、お魚の数の変動を調べました。
「ほとんどゼロじゃん!」
「あれ?なんで増えたの?」
グラフにすると数の動きが見えやすくなり、たくさんの疑問や意見が出ました。
大きく数が減ったのは、お魚をとりすぎたから。
数が増えたのは、とりすぎるのを控えたから。
「とりすぎちゃダメだね」
当たり前のことだけど、ちゃんと考える機会になりました。
みなさん、お店で売ってるお魚は何歳でしょう?
「30歳!」
「26歳!」
「60歳!」
大きなお魚=大人、というイメージで、みんなからは大人の年齢が聞こえます。
今回は、魚のウロコから年齢を調べる方法を紹介しました。
キンメダイやマダイなど…
なんと、参加者のみんなよりも若いお魚を食べているんですね!
お魚はたくさん卵を産むけれど、大きく育つのは一部だけです。
そして、人間にとってちょうどいい大きさのお魚をとりすぎると、彼らが卵を産んで増えることができません。
さらに、同じお魚ばかりを食べすぎても、お魚が増えることができません。
かしこく選んでお魚を食べることが大切
「みんなはお魚の旬を知っていますか?」
シーン…
「いまたくさんとれる、おいしいお魚を、旬のお魚といいます。お店で旬のお魚を聞いてみてくださいね」
最後に、クイズの中に出てきたお魚の貼り絵をしました。
マグロ、サバ、ヒラメの3種類から好きなお魚を選んでもらいます。
みんなの作品を一部ご紹介します。とっても細かい力作もあります!
私たちは、お魚についての理解を深める学びを開発しています。
みなさんもぜひ、私たちのワークショップに遊びにきてください!
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