今年は会場にあつまるワークショップの開催がむずかしいので,初めてオンラインで小学生のみなさん向けにワークショップを開催しています!
本物の博士といっしょに研究しよう!
木の実WS・レポートはこちらから
野生動物観察ワークショップはこちらから
初回の2日間は,イベントに初めて参加してくれるお子様を無料でご招待しました.
そして今日,イルカ,マナティーのワークショップを無事に終えることができました.
参加してくれたみなさん,本当にありがとうございました!
オンラインのイベントって,Zoomを使うものが多いですよね?
それで前々から思っていたのが
画面共有ってつまらない
会場でスライド表示されるものをみながら話を聞くのと比べて,オンラインでパソコンに表示されるスライドをみて話をきいていると,うんざりして飽きてしまいます.
もし子供向けのオンライン・ワークショップをするなら,ぜったいに画面共有は使わない!と決めていました.
しかし,どうしたらいいのか..
頭をひねり続けていました
そこで気づいたのが,バーチャル背景です
パワーポイントでバーチャル背景をつくって,テレビの中で説明しているようにしました.
動画や鳴き声を聞いてもらうときは,もちろん画面共有しています.
その他にも,ワークショップ開始までの待機画面で,どうしたらワクワクできるか?
どうやったら参加者のみんなと画面越しだけどお話しできるかな?
私なりにいろいろと試行錯誤しています!
会場にあつまってみんなの表情や声を聞きながらのワークショップは最高に楽しいです
実際の調査機材をみてもらったり,会話のキャッチボールもスムーズです
だけど今は,それがとても難しいのが現状です
オンラインだからこそできることをどんどんやろう!
私が考えるオンラインのよさ,それは『参加者に1台のパソコンがあること』です
会場で機材を人数分用意するのは大変ですから,これはオンラインの最高のメリットだと思っています
そこで,いままでのワークショップでは難しかった,映像や音をつかった内容を今年は用意しています
さらに,初回のワークショップを終えてみて思うのが,小学生のみんなは会場でワークショップに参加するよりも,オンラインではかなりリラックスして参加できている,ということです
そのためか,驚くほど作業のスピードが早くて、予想していた半分以下の時間でできてしまいます
そして,積極的な発言や意見交換も多いです!(うれしい!)
会場でのワークショップだと,ちょっと恥ずかしいな,と思ってなかなか発言できないかもしれませんが,オンラインだとどんどんお話ししてくれます
驚くほどの鋭い質問あり!
驚くほどの観察眼を発揮する子多数!
このブログでは書き切れないほど,みんなすごいんです!
オンラインだけど,私はみなさんの作業の様子を画面ごしにちゃんと拝見してますよ!
オンライン,始めてみたら,悪くない
まだまだオンラインを生かしきれていないので,これからみなさんとのワークショップを通してどんどん発展させていきたいと思います
みなさんも,今年の夏にいつもとちがう体験をしにきませんか?
ご参加おまちしています!
イルカみたいに音を聞こう! ~海と日本PROJECT~
水の中で暮らしているイルカはどうやって音を聞いているのでしょうか?
ワークショップではイルカの生態を学び,イルカのように音を聞く実験をします.
(水に濡れることはありません.机の上でできます.)
マナティーみたいに食べる音で実験しよう!~海と日本PROJECT~
大きな水生ほ乳類のマナティーを知っていますか?
最新の研究では,彼らの食べる音を録音してえさ食べ行動をしらべています.
マナティーのように食べる音を使って実験をしてみましょう.
ワークショップ後におうちで実験を完成させて,博士にメールで結果を送ると,コメントがもらえます.
自然を学ぶ木の実アクセサリーつくり~海と日本PROJECT~
木の実から動物や植物の生態系を学びます.
今回みなさんにお送りするのは,ブラジル原産のアサイーという木の実のビーズです.
スーパーフードとして人気のアサイーですが,南米ではアクセサリーとしても使われています.
天然素材の一点ものを制作されているOcean deer(https://oceandeer.com/)による本格デザインです.
野生動物の行動を観察してみよう!~海と日本PROJECT~
アマゾンの熱帯雨林で記録された野生動物の映像をみて,生態の観察をしましょう.
こちらは実際の研究データを使ったワークショップです.
彼らの生態を見てわかることとは?
『本物の博士といっしょに研究しよう!』
お申し込みはPeatixのウェブサイトからお願いいたします
本ワークショップは日本財団 海と日本PROJECTのサポートを受けて実施しています
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